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闇の滅竜魔導士と盗魔眼

第3章 折り重なる再開


「そーいえば闇って何を食べるの? ナツは火を食べてるの見たけど」

『夜の闇かな あと闇の魔力』

「闇の魔力?」

『前の戦いで言えば"ジュピター"とか』

「えぇええ!?」

「それだけではないぞ」

『よう、エルザ』


ルーシィの後ろからエルザが来た。


「アギトはナツと同じ火の滅竜魔法も使えるのだ」

「え!? 何で?」

「アギトは相手の魔法をコピーするからな」

「じゃああたしの魔法もコピーしちゃうの!?」

「いいや、ルーシィの魔法はコピー出来ん」

『そーいえばルーシィの魔法は何使うんだ?』

「あたしは星霊魔法を使うの
 だけど今は…鍵をなくしちゃってね…」


シュン…としてしまった。
星霊達の事を大切にしてたんだなってのが伝わってくるよ。


『見つかるといいな』

「うん それで、何であたしの魔法はコピー出来ないの?」

『俺がコピー出来るのは能力(アビリティ)系の魔法だけなんだよ』

「そうなんだー」

「そーいえばアギト、ジョゼと戦った時に新しい魔法を使ってたな
 髪の色と服装が変わったアレは何なんだ?」


あー魔装のことか。


「それ俺も気になった」

「何だ何だ? アギトまた新しい魔法覚えたのかぁ?」


話が聞こえたグレイとナツも近付いて来た。
気付くと"新しい魔法"というキーワードにみんなの視線が俺に集まってた。
俺は見世物かよ…まぁいいけど。


『カオス、ガイア、イフリート』


魔力を金属器に込めると、金属器が輝いた。
そして金属器がなくなった代わりに…



「よーっすアギト! 此処がアースランドの世界か!」

「マゴイではない力が満ち溢れておる」

「へー、コレみんなこの世界の魔導士かぁ?」


「「「!?」」」


カオス達が現れた…けど、え?


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