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闇の滅竜魔導士と盗魔眼

第3章 折り重なる再開


『渾沌と豪傑の精霊よ 汝と汝の眷属に命ず 我が身に纏え、我が身に宿れ
 我が身を大いなる魔神と化せ! カオス!!』


この世界で魔装するのは初めてだな。
まぁ極大魔法は使わなくても楽勝だろうが、俺はとことんコイツをフルボッコにしたい気分だから仕方ない。


「何、あの魔法…」

「アギトの服が変わった!?」

「つーか髪伸びた!?」

「換装…ではなさそうだな」


驚き過ぎだお前等。
まぁ俺も初めて紅炎の魔装を見た時は驚いたけど。


「…このクソ共が、まとめて消えるがいい!!」


ジョゼの手に魔力が集まっていく。


「貴様から消えろぉおお! "デッドウェイブ"!!」


ジョゼの闇の波動が俺を襲うが、


『俺が闇の滅竜魔導士だって事、忘れてねぇ?
 まぁお前の魔法は不味そうだから食わねぇけど』


俺は目の前に魔法陣を展開して全ての魔法を防いだ。
そしてジョゼの目の前まで"神速"で移動した。


『滅竜奥義・"邪炎螺旋撃"!!』


両足に黒い炎を纏って地面に手を付いて、ジョゼを螺旋状に蹴り上げた。


「ぶふぉああっ!?」


それにより、ジョゼは壁に叩き付けられた。


「な、めるなクソガキぃいいい!!」


ジョゼは我を失ったのか、真っ直ぐ俺のところへ走ってきた。
だが俺はジョゼ攻撃を防ぎながら用意していた俺の攻撃を放った。
地面から、


『"闇神散弾槍"(カオシリアン・アルサーロス)!!』


手を付いた時に仕掛けた闇の槍をジョゼに向かって放った。


「ぐふぉああぁあああっ!?」


更に空中で身動きが取れず、無防備なジョゼに"邪竜の咆哮"を放ちながら叫んだ。



正しく"咆哮"を上げる"邪竜"



『吹っ飛びやがれぇええぇえええ!!』



見事ジョゼを打ち抜き、外まで吹っ飛ばした。


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