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緋ノ鬼
第3章 恋?いえ、それは鯉です。
「……ううん。いい。」
頭を横にふる。
「…わかったでさァ。
まぁ、うん、って言っても誰かさんが乗せてくれねぇだろうしねィ」
「え?」
「なんでもないでさァ
おぉ、こわいこわい、それじゃあ帰りやすぜ。
じゃあな、…ちゅっ」
私の額に一瞬あったかい感触があった。
「え、ぇぇぇ、総悟!!!?」
と言ってもとっくに総悟は遠くにいた。
背中が笑ってる。
そして背を向けたまま右を指差している。
「右?」
目線を向けたそこには…
「銀時…」
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