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緋ノ鬼

第3章 恋?いえ、それは鯉です。



「て、待って、私いまふつうに名前だしたよね?」



「え、あ、あぁ、そうですねィ」


ボンっ!!!


一気に顔が赤くなった。



「まぁ、気付いてたけどな俺たちは。笑」


「ちょ、言ってよ……」


こんな恥ずかしい思いは初めてだ。


「バカで天パであほって旦那しかいないじゃないですかィ」

ふっと笑う総悟。




「まぁ、でも、お前がどっかよって帰る間に帰ってきてんじゃねぇか?」



「そうかな?でも、
どこかよるなんてよくわかったね?
甘味屋に行って銀時がいつでも帰ってきていいように甘いお菓子買っておこうと思って。」





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