第3章 恋?いえ、それは鯉です。
「恋愛相談所……」
あれから1週間、
最近妙に銀時を見たり、
銀時の声を聞いたりするだけで
胸がざわついたり、ドキドキする。
恋なんてしたことないからわからない…
でも、もしかして、これが恋だったら…
「たまたま拾っちゃったけど…」
そんなとき、この手に持った小さな紙を拾ったんだ。
「んー?なになに?恋愛相談所?
あなたの恋の悩み聞きます…って、李鶴那恋してんの?」
背後からふわりと銀時の香りに包まれる。
「ぎ、銀時!してない!ただひろっただけ!!//
私これいらないから銀時にあげる!」
手に持った紙を銀時の胸に押し付けて立ち上がり万事屋をでた。
「なんだぁ?あいつ…ってこれ、怪しすぎんだろ。
もしかしてこれ…あいつらか?」
「銀時のばかやろーーー!!!」