第2章 バカには何を言っても変わらない。
「銀時ー、やっぱお前はこねぇのか」
「今そんな話してんじゃねぇぞ~斬っちゃうよ~?」
高杉が合流して約一時間ぐらい経っただろうか、
みんなそれぞれなつかしそうな思い出話をしたり、
呑んだり、
酢昆布食べたり、
パフェ食べたり、
メガネ壊されたり、
してる。
「やめてぇぇ!メガネだけはやめてぇぇぇ!?」
だけど私は一人で窓枠に座り、
ぼーっと、月を見ていた。
騒がしすぎて耳に入る銀時の声。
「こんなことをしていていいのか…」
復讐…そのために私はこの江戸に来たというのに。