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緋ノ鬼

第1章 縁も所縁もありませんけど。てかなにそれ美味しいの。



万事屋―――


「ちょっと銀さん!?なにしてるんですか!!」


俺の名前を呼ぶメガネ…新八。

なにってジャン…


「口に出して言えェェーーー!!!
てかなんかけなされたのわかってんだよォォォ!!」


「うるさいんだよ新八くん。
銀さんいまジャンプ読んでんの。暇じゃないんだよ。」


いつものごとく、こんなことから1日が始まる。


「ジャンプ読む暇があったら依頼探してきてくださいよ」


「そうネ!銀ちゃん!依頼来なさすぎて最近酢昆布しか食べてないアル!」


「君はそれで充分だよね?この前、酢昆布だけで生きていけるアル!!って言ってたよね?」


「はぁ。わぁーったよ。
ほら、行くぞ。」


「僕たちも行くんですか?まぁいいですけど」


「依頼出てこんかーーーい!」


神楽の叫び声にため息をつく新八。


依頼が来ねぇってことは平和ってことだろーになー。


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