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緋ノ鬼
第1章 縁も所縁もありませんけど。てかなにそれ美味しいの。
「でもなんで殺されなかったんだ」
「わからない……。」
少女が悔やんだ顔で下をうつむく。
「…どうすんだ神楽?」
「関係ないネ!なんのための万事屋アル!」
その言葉に少女は少し驚いた顔をした。
「私は、殺すつもりでいるんですよ?」
「あんなバカ兄貴関係ないアル!!」
ニコッと神楽が少女に微笑んだ。
「まかせてくださいよ!えっ、とぉー?」
新八が少女の顔を見つめる。
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