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緋ノ鬼
第5章 愛はまれに狂気となる。
「んんっ」
小鳥のさえずりで起きる私…
今日も清々しい…
「銀時のいびきですことぉぉぉ!!!」
ドガァァァーーーーンッ!
「…いてぇ…朝からひどい起こしかたしてくれんじゃないの」
「いつもいつもうるさいいびきで起こされるこっちの身にもなってよね」
「まぁまぁ。
てことでもう少し寝かせてね」
これはいつものことで日常茶飯事だ。
私を抱き締めて寝直す銀時。
これもいつものこと。
「もう…」
そんなこと言いながら私は
まぁいっか、なんて甘やかしてる。
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