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緋ノ鬼

第4章 別れはつきもの。です。



「すきなひとに、求められたいって思うことはだめなこと?ヒック…
もっと強引に奪ってよ
銀時が我慢できるほど私は魅力ない?
私のこと好きじゃないの?
どうして求めてくれないの?」


涙がどんどん溢れてくる。


「待てよ、お前なぁ、俺はお前のために我慢してんだって!」


「え?」


「今だってめっちゃしてぇよ?
それに、俺はお前を子供なんて思ってねぇし、
いつだって、ちゃんと女にしか見えてねぇっての」


「銀時ぃ…」

「ま、こんなことしてきたんだから、それなりに心に決めたんだろ?」


「え?ま、待って銀時「待てない。」」

「その前にあらってやるからさ」



ニヤリと笑う銀時にわたしは恐怖を覚えた。


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