第13章 【番外編】 影山飛雄Ⅱ
私はペットボトルを立てて携帯の準備もOKになったので影山くんに合図を送ると影山くんはこっちを振り返ってボールを手にした。
日向くんはうるさいだろうから、私のいる方に呼んだ。
集中し終わったらしい影山くんはペットボトルを真っ直ぐに見てボールを高く上げて打った。
ボールは綺麗にペットボトルを目指し飛んでいき、
ペットボトルを飛ばした。
影山「よっしゃぁ!」
日向「うおー!影山スゲェ!」
夏妃「うん、凄いよ!
あ、これからはペットボトルがどこに置かれてもミスなく全部打ち抜けるまで練習していこうね!」
影山「はい!」
「おおーやるじゃん、影山」
入口から声が聞こえてきた。そっちのほうを見ると孝支くんがいた。
影山「あざっす!」
夏妃「あれ、孝支くん。大地くんたちは?」
菅原「ああ、大地は当番なんだよね。だから遅れるって」
夏妃「当番か、じゃあまだ時間かかりそう?」
菅原「かかりそうだね」
日向「だったら待ち時間に菅原さんにやってもらうってのはどうですか?」
夏妃「そうだね!じゃあ孝支くんやろう!」
菅原「え、俺!?」
日向・夏妃「はい!/そう!」
菅原「えー、仕方ないべ。やるよ。」
《完》