第12章 Welcome 音駒高校?
―夏妃side―
パーティーが終わり、社員さんが引き上げ大人の人達はせっせと後片付け。私は研磨と鉄朗のお見送り中?
夏妃「今日はありがとう。急なお誘いだったのにさ」
研磨「クロは今日あること知らなかったんだって」
鉄朗「な!んなわけねーよ。わ、忘れてねーからな!!」
・・・その反応図星なんだ。
鉄朗「あ、そーだ。夏妃、部活何やってんの?」
夏妃「ん?んー内緒☆」
鉄朗「なんだそれ。」
夏妃「そう言えば音駒高校ってどんなところ?」
鉄朗「勉強するところ」
研磨「そういうの聞いてるんじゃないと思うよ。」
うんうん、と上下に大きく首を振った。
鉄朗「・・・じゃあ来る?行けるかどうか知らねーけど。」
夏妃「うーん、行きたいけど、明日病院・・・。」
鉄朗「んじゃあ、明後日な。
監督に伝えとくよ。じゃあなー」
あ、私に拒否権無しなの!?
研磨「じゃあね、夏妃。」
夏妃「あ、うん、ばいばーい」
なんかいきなり予定を入れられた気分。
でも、音駒高校見に行けるんだよね!
バレー部見に行けるんだよね!
はぁ〜☆今からワクワクしてきた。
あ、明後日行くこと伝えなくちゃ!
あ、おっけー頂きました。
よし、行けるっ!!