第20章 【番外編】 菅原孝支
よし、いつも通り。いつも通り。
ん?田中?何してんだろ?
あ、でも少し緊張が解れたかも。
今のうちに!
ポンッ
俺のサーブしたボールは影山ほど威力があるわけじゃないけど倒れてくれよ、ペットボトッル!?
ペットボトルの前にネットに引っかかった!
菅原「あっ!」
夏妃・日向・影山・田中「あーっ!」
ネットに引っかかったボールはただ床の上をポンポンとペットボトルに向かって転がっていくだけだった。ん?ペットボトルに向かって?
すると驚くことかボールはペットボトルに当たってペットボトルは倒された。
ホッ
ひとまず安心。先輩なのにミスしたら恥ずかしいもんな!
夏妃「私、びっくりしたな。一瞬心臓に負担をかけたかと思った。」
菅原「え、うそ!ごめん!」
夏妃「大丈夫!この一週間の検査で当分はあまり心配はないって言われてたでしょ!」
菅原「あぁそっか。」
夏妃「じゃあ次誰にしようか?でもここにいるのってもう、終わったメンバーだし・・・」
菅原「いるべ、あそこにもう一人!」