王宮の夢小説の中で秀逸だと思います。
ヒロインに魅力があるのは勿論、時代考証がしっかりしていてキャラにブレがなく、二次創作に有りがちな「もはや名前が同じだけの別人」というの皆無。
公式のイメージを崩すことなく、公式で納得が行かない部分を成る程と唸らせてくれます。
アランルート、レオルート、シドルートでのもやもやがスッキリしました。そしてルイが格好良すぎます。
特にオーバン卿の下りは凄く掘り下げてくれていて、クロフォードの双子ファンには必見。
イギリス英語の言い回しやクラシック、中世のダンスや文化など、王宮の美しいイメージを通りにシリアスであってどこかコミカルで、焦れた恋愛も有りでお勧めです。
2019-02-05 07:49:15