タイトルのリゴレットに興味を引かれて一息に読ませていただきました。
ヒロインの、自らの存在を皮肉った「リゴレット」、そしてその皮肉に気づかない父親とクロフォードの双子、そこから巻き起こる運命のような壮大な物語に息をつく暇もなく読み進んでしまいます。
イケメン達に蹴りを入れ翻弄しながらも、傷ついた恋に苦しみ、レオに守られ、ルイ様に愛され、アランにベッドの中で甘やかされたり、だけどそれが全然あざとく感じず、むしろ爽快でトキメキを感じます。
オーバン卿の下りはレオに涙を誘われ、ルイ様の指導の場面ではヒロインの気持ちに成り代わって切なくなりました。
これからシドの巻き返しなるのか、楽しみにしています。
2019-01-29 08:20:07