「恋風」も「フリージア」のヒロインもどちらも小悪魔なんて可愛らしいものではないなと私は思います。
特に今回は「恋風」のヒロインについての考察。
ヒロインは確かに風丸くんが好きです。同情とかそういうのは一切なく普通に恋愛感情として風丸くんが好きなんです。
彼の頑張る姿を見れば誰より近くで応援したいと思ってますし、彼の傍にいて彼と共に過ごすことを何よりの幸せだと感じています。
だからこそ彼の思いにこたえたいと思うのです。
しかしたちが悪いのは、鬼道さんに対しても同じ想いもしくはそれ以上の想いを抱いているということ。
決してよくあるヒロインが恋愛感情と憧れを間違えているとかそういうオチではなく、本当に鬼道を好いているんです。
ただこちらはあまり図々しい態度はとらず、彼にとってふさわしい人で在りたいという慎ましい想いが強い……のでしょう。そして鬼道という存在はヒロインにとって「帝国で存在を認めてくれた唯一の人」ですから絶対的な存在なんです、だから恋、という感情も相まって鬼道の頼みなら何でも聞きたいと思ってしまう……。
纏めると
風丸→そばにいたい、彼を想うと温かく優しい気持ちになれる
鬼道→相応しい人でありたい、彼を想うと切なく苦しい気持ちになる
厳密に言えばこれでも間違いになるのですが、大雑把に書き表すとこんな感じです。鬼道への想いはやはり片思い要素が強いかと。
忘れようとすればするほど想いは強くなる……もはや常套句ですよね。でもいつかこの想いに決着がつく日は来ます。手遅れになっているか否かは定かではありませんが……。
最後に私が何より言いたいのが、彼らは中学生らしい恋愛をしていないということです。シナリオを書いている私が言うのも何なのですが。
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