短編集を公開して、今日で丸二年になりました。
まずは、少しでも読んでいただいた方々に感謝を。
本当に本当に、ありがとうございます。
PV数は23万打を、しおりは150を、拍手は450を超え、ピックアップも二度していただけました。
公開したときにはまさかここまで読んでいただけるようになるとはつゆ思わず、日々上がっていく数字に自分が一番驚いています。
何か少しでもお返しができたらと思うのですが、やはりそれは「書き続ける」ということになるのかなと。
本当はリクエスト募集なんかができればいいのですが、「要望のあったものはすべて書けます」と言い切れないのが痛いところで…
なので、私が萌えるものを、これからも細々と、書き続けたいと思います。
もし、もし万が一、気が向いたという方がいらっしゃいましたら、「私はこの話を読んでしおりを挟もうと思った」とか「あの話がよかった」とか、そんなことを教えていただけたら嬉しいです。
大いに今後の参考にさせていただきますので、ボランティアだと思って…笑
ちなみに近況ですが、更新が止まっていて申し訳ありません。。
リアルがばたついていたもので…
今書いているのは、ちょうどテニラビでもイベント中の幸村。
六月ということでジューンブライドを意識しているのですが、どうも筆が止まってしまう箇所があって…そこを乗り切れたら更新できると思いますので、もう少々お待ちください。
ほんの少しでも読者の方の心を動かせるようなお話を書きたいと思っています。
三年目を迎える拙著を、今後ともどうぞよろしくお願いします。
この一年に書いた作品を振り返ってみたいと思います。
あとがきのあとがき、のような感じです。
以下、自作品のネタバレを大いに含みますので、大丈夫な方のみお進みください。
一番思い入れがあるのは、第44章の跡部夢「誰が為に花は咲く」でしょうか。
拍手の増え方など反応がすごかったというのもありますが、書き始めたときはラストのサプライズ花火は考えていなかったんです。
書いているうちに「あ、こんなのいけるかも」と書き進めたら、手前味噌で恐縮ですがなかなか雰囲気のあるラストシーンになりまして、やはり跡部さまの徳の深さかなと…
と言いつつ、実は一番気に入っているのはタイトルかもしれません。
タイトルを見ただけではどんな内容なのかわからないけど、実は物語のオチを言い当てているという。
タイトルはいつもなかなか苦労しますが、これは自分を褒めてあげたい出来でした。
第55章の亜久津クリスマス夢も、タイトルが気に入っているもののひとつ。
まさに悪夢な出だしでしたが、なんだかんだで亜久津の不器用な優しさが可愛らしく書けたのではなかろうかと思っています。
逆に、読み返して「んー…?」と首を傾げてしまう作品もあります。
第46章と47章にまたがって書いた木手夢「アクアブルーで抱きしめて」は最たるもの。
一言で言うと書き急ぎすぎで、もはや後悔しかありません…
私は「伏線はさりげなく引くもの」というくだらないポリシーを持っているんですが、読む側からすると、物語が長くなればなるほど、さりげなく引いた伏線って読んでいるうちに忘れてしまうんですよね。
だからできる限り手数を少なく書き切りたいんですが、このお話はもっと書き込むべきだったなと。
一つの長編が書けるくらいのネタと舞台設定だったと思うので、このページ数に押し込めてしまうのはもったいなかった。
いつかリベンジしたいという気もないわけではないですが、新しいお話を書く方が優先かな…ごめんね木手くん。
第60章の幸村夢「秘密の花園」も同じく。
反省と進歩がないなとうんざりします…
物語の途中で視点が変わるものは、あえて同じ表現を使って二人の気持ちを対比させたいと思いながら書くので、特に手数を減らしたくなってしまって。
そこまでの狙いが読者の方に伝わっているかどうかはわからないし、私の妙なこだわりでしかないのですが、まだまだ努力の余地がありますね…
短さゆえにキレよく書けたと思っているのは、第49章の向日夢「月に願いを」。
無駄な文章が一切なく、起承転結がはっきりしていて…って、「ムダがなくてオチがある」って白石かよw
長々と書いてすみません。
小説は筆が進まないのに、日記はさらさらと書けてしまうものですね…
まずは幸村を仕上げたいと思います、根性で…!
日記へのコメント
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