出生と同時に血液型と同じように調べる。
希望があれば、中学生時にもう一度検査をするがほぼ確認しないことが多い。Ωは必ず再検査をさせられる。
β>α>Ωの強さで遺伝する。
アルファ(α)
全人口の20%
優れている人物が多い。ヒーローもほぼα。社長や上に立つものはαが多い。
α×αだと子供もαになるため、αはα同士とつがいたがる傾向がある。
Ωのフェロモンに強く反応する。Ω発情時(ヒート中)は便乗してヒートすることが多い。
それを防ぐために、αはΩフェロモンに耐性のある薬を飲んでいることが多い。
Ωと番う(つがう)ことができる。
ベータ(β)
全人口の70%を占める。
いわゆるモブ、沢山いる。頑張ればαの劣勢には追いつく。
βの遺伝が強いため、αがβとくっつくことは少ない。
Ωのフェロモンにαの八割ほど反応する。かなり興奮するが、αのヒートほどではない。
Ωとつがうことができない。
オメガ(Ω)
全人口の10%を占める。
α、βよりも何事においても劣る。頑張ればβの中間まで追いつく。
雄英高校1年だと、緑谷と夢主のみ。
発情期を1度迎えると、月に一度、ヒートと呼ばれる発情を起こす。
その時は、1ヶ月溜め込んだフェロモンを大量に分泌してしまうため、薬を飲んで抑制するか、外出しないようにするしかない。
薬は目眩、強い吐き気、激しい頭痛、食欲不振を起こす。
ヒート時に、薬も飲まずに外出した場合、レイプされても法的に不利となる。
Ωフェロモンは、αβに対して強い性的欲求を高めてしまう。
ヒート時以外でも、微量のフェロモンは出るため、ピルを毎日飲んでいる。
Ω同士はフェロモンを感じない。
▶ヒートについて。
ヒート…つまり発情時は、強い性欲に襲われる。媚薬を大量摂取したあとと同じ状況。
何回絶頂しても、1週間はその苦しみから解消されることは無い。
薬をのんでも、副作用がひどい。
この苦しみから逃れる方法はひとつ。
αに見初められて、つがいにしてもらうことのみ。
▶つがい
つがいになる方法は、αがΩの後ろ首を噛むこと。
つがいの契約は、どちらかが死ぬまで一生涯切ることは出来ないため、Ωは首元を幅5センチ厚さ5ミリの革首輪で防御していることが多い。
αに噛まれた噛み跡は番のいる証として、一生残る。
βやΩに噛まれてもつがいは成立しない。噛み跡も消える。
つがいが成立すると、Ωはつがい相手以外と性行為をすると激しい吐き気と拒否反応に襲われる。
αはつがい相手以外とも性交は可能。
つがいが成立したαとの発情時の妊娠確率は100%
つがいが成立していないαとの発情時の妊娠確率は50%