1ヶ月以上かけて、サイトにも追いかけていって読みました。
視覚障害というナイーブな設定で、正直 大丈夫なのか…と不安に思いながら読み始めました。しかし“かわいそう”だけで軽んじない、“個性”として尊重しているような丁寧な扱い。サブキャラクターも魅力的(狂犬が好きです)。
心をえぐるような内容は、しんどくなるほど胸が痛かったです。彼らの言動や選択に自分だったらどうしただろう、どんな言葉をかけられるだろう、と様々な立場で考えさせられました。にもかかわらず、明るくウィットに富んだ会話には、思わず声を出して笑ってしまったところもたくさんあります。
重厚でとても面白いです。今後も楽しみにしています。
[投稿者] ピョ子
[投稿日] 2020-08-10 22:46