夢小説とはまた少し違うかもしれませんが、是非お勧めしたい作品です
人が何かと誰かと巡り会う中で、当たり前に抱える感情。何気なく過ごしていく日々。霞んで見えていたものが、実は何より輝くものだったり。
それらをパズルのピースの様に1つ1つ味ある表現で散りばめながら、最後にはカチリとはまる。だけどほんの数ピース空白を開けて、優しい余韻を残して作られた世界
仰げば尊し。泣きました
話で泣いて、更にきっと誰の中にもある自分の仰げば尊し。を思い泣いて
読み手の心の奥を突く手腕は見事の一言
さっと目を通すより、じっくりゆっくり目を通して欲しい
〝寂しくて切なくて、でも悲しくない〟
愛情深い作品です
[投稿者] 栗駒
[投稿日] 2016-10-19 12:37