第13章 キセキ系女子:青峰
「大輝らしいお部屋ね」
「そうかよ」
んなこと気になんのか……寝れりゃそれでいーだろ。
がオレんち来たいってうるせーから、今日連れてきた。
お、が持ってきたこの菓子うめぇ。
「おいしいでしょ? 私が厳選したもので、大輝が好きそうな物買ってきたの」
「へーサンキュ」
こいつさつき並みに情報通で、あと紫原並みに菓子通だからな。
言わなくてもオレの好み当ててくる。
あ、やべ、ジュースこぼした。
「ティッシュあげる」
「おうよこせ……おいなんでプ○キュア柄なんだよ」
「今日のラッキーアイテムなの」
またおは朝か。
よく緑間と話してたんだっけか?
宗教やってるようにしか見えなかったぜ。
「ねぇ、小説読んだ?」
「あんな活字ばっかの本読むわけねぇだろ」
「あれ面白いんだよ? 黒子君もそう言ってた」
テツとは本の話ばっかしてたよな。
お前ら趣味以外に他に話題ねぇのかよ。