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いつまでも変わらずそばにいて【黒バス*赤司様】
第11章 「僕の勝利は絶対だからね。」
「幻の六人目ってどういうこと?帝光中にはそう呼ばれる選手がいたって噂は聞いたことあるけど、もしかして…。」
正太先輩の言葉に私は前を向いたまま頷く。
「噂は本当です。帝光中には、幻の六人目がいました。」
正太先輩が息を呑んで私を見る。
私は俯いてぎゅっと手を握りしめた。
「幻の六人目は、彼の特技は…。」
そのとき、私の言葉を遮るようにコートの方からボールをはじく音が聞こえた。
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