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いつまでも変わらずそばにいて【黒バス*赤司様】

第1章 *プロローグ



「なんだい?寂しくでもなったのか?」


そっと頭を撫でてくれる征十郎に首を振って否定を示す。


寂しくなんかない。


ただ最後にみんなに会いたかった。


そんなこと征十郎には言えない。


別れの挨拶もできなかった緑間くん、青峰くん、紫原くん、黄瀬くん。


みんな高校でも元気に頑張ってね、と頭の片隅でエールを送る。


いつかまた会えることを祈って。


「明日からはずっと一緒だよ。」


みんなのことなんか忘れて征十郎と中学時代最後のキスを交わした。


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