第3章 マフラー*高尾和成
*おまけ*
「はよっ!ちゃん!」
「おはよ。お迎えに来てくれてありが…」
「ちょ!なーんでマフラーしちゃってんだよ!」
「だって寒いし……。今日は忘れなかったよ」
「いいって忘れて。外して外して!」
「あ、ちょっと返して……わっ…!」
「お前がマフラーしてちゃこうやって半分こ出来ねぇだろ?」
「え!と、登校もこれ…?!」
「そうだけど?」
「は、恥ずかしいよ…!」
「ダーメ、このままだぜ」
「うぅ……」
「かーわい。家の前だけどキスしちゃおっかなー」
「え?!ダ、ダメっ…!」
「残念。もうおせーよ……」
*終わり*