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ジル クリストフの躾

第1章 ~アラン~


ジルは尻を掴みやわやわと揉みしだきながら、自分に押し付けてくるまゆりをいとおしく思った。

中は熱くて狭く、ジル自身を容赦なく締め付けてくる。

『うっ…く』
(普段公務で使っている机に突っ伏したまゆりのバックをついているこの状況…興奮しない訳がない!!)

『あまりもちそうにありませんっ』
『ジルっ!!来てくださ…はっんッンッ!!』

腰を掴んで激しく抜き挿しし、ジルは自分の醜い嫉妬という劣情を嘲笑しながらほとばしらせた。

後ろから突き上げるという行為は…
まるで犯しているようで避けていましたが…
所有欲が満たされるという点では及第点でしょうか。

愛しい恋人を膝にのせ、柔らかな髪を撫でながら言った。

『貴女には申し訳ないですが、これからも一生私の独占欲に付き合ってもらいますよ』

『…はい!』
清楚な微笑みをたたえながら頷くまゆりの唇に今日何回目かわからない口づけを落とした。
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