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運命の恋路

第2章 序章


次の日のお昼。私は本多くんの約束通り、弁当を持って屋上に行った。

屋上はいい感じに太陽が当たり、昼食を食べるのに打ってつけの場所である。

私はこそっと屋上の扉を開けて、周りを見渡す。

「あ、若原さ〜ん!こっちこっち!」

私の姿を見つけた本多くんが私の名前を呼び、手招きする。

タッタッと早足で向かい、彼の真ん前に立つ。

「約束通り来てくれたんだね。嬉しいよ」

そういいながら本多くんはニコッと微笑んだ。

「き、今日だけですからね!私は別にあなたと友達になる気は「まぁそんな硬いこと言わずに!」

私は文句のようなものを言おうとすると本多くんに遮られた。

そんな光のような本多くんと釣り合わない影のように生きてきた私。

何故こんな二人が一緒にいる?

そんなの誰が許した?

私は一人で生きたいのに。本多くんは本当に

眩しすぎるよ。

「まぁ改めまして自己紹介させて!俺は本多遙!若原と同じ1年で部活は弓道部です!趣味は〜……音楽鑑賞かな。」

俺のことは遙って呼んでね、よろしく!と太陽な笑顔を向けられ私は少し戸惑った。

「よ………よろしく……おねがいします………。」

ペコっと頭をさげ、そのままの態勢でちらっと本多くんをみた。

「ん?若原は自己紹介しねぇの?てか、してほしいな。」

うっ…と心の中で唸り、まぁ今回ばかりだしと思い、自己紹介をする。

「わ、若原美穂、です。1年……。ぶ、部活は美術部……です。趣味は……自然鑑賞、ですかね…?」

「どうして疑問系なの。」

本多くんは笑い出した。

「私いろんな趣味が……あるから……かな。」

私は目を逸らし、一言。

「へぇ!それとてもいいことじゃん!いいなぁ、俺もいっぱい趣味持ちたい!」

私は自分で言った言葉だけどとても恥ずかしくなって慌てて言った。

「と、とりあえずさ!弁当……食べない?」

本多くんは「お?」と私を見て、笑った。

「そうだな。今日は暖かいし、良い弁当日和だ。早く食べようぜ!」

私たちは弁当を開けてとりあえず昼食にすることにした。
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