第12章 vs秀徳
第1Q
まずは誠凛ボールから始まり、黒子からの火神のアリウープで決めようとするが、緑間がブロック
続いて秀徳ボール、高尾から木村に渡りシュートを決めようとするが、これを日向がブロック
均衡状態が続き両チーム無得点のまま2分が過ぎた
先取点は緑間の3P、流れは秀徳になると思われたが、黒子のコートの端から端までぶったぎるパスで火神がダンクを決め、流れはまだ変わらなかった
そしてそこから緑間はなかなか3Pが打てなかった
観客席では
黄「緑間っちが封じられてる?」
笠松「あぁ。あの透明少年の超長距離パスでな。緑間のシュートの滞空時間がアダとなり、誠凛の超速攻がカウンターでくる。だから緑間は打てない。にしてもそのパスを見せつけるタイミングと判断力、一発で成功させる度胸… 再確認したぜ。アイツああ見えてお前と帝光にいただけある。百戦錬磨だ」
秀徳ベンチでは
中谷監督(見失うほど影薄いってだけでもビックリなのに、あんなパスもあるのか彼…)
「うん… ふんふん、やっぱりココだね。おーい、高尾11番(黒子)につけ」
コートでは
高尾「…やっぱねー。こーゆー形になると思ったんだわー。ま、真ちゃん風に言うなら運命なのだよっ。俺とお前がやりあうのは」
高尾は黒子と対峙して言う
高尾「初めて会った時から思ってたんだよ。俺とお前は同じ人種だって。だからねー、ぶっちゃけなんつーの? アレ… 同族嫌悪? お前には負けたくねーんだわ」
黒「すいません、そーゆーこと言われたの初めてで… 困ります。けど僕にも似た感覚はちょっとあります」
高尾「良いねェ〜、ヤル気満々じゃん。あと俺も本気になっちまったんだよな、おたくのマネージャーちゃんに。だからって誠凛に負ける気はねェけどな」
黒(高尾君がさんを…?)
「さんに本気なのは僕も同じです。それに僕たちも負ける気はありません」
高尾「言うねェ〜、そうこなくっちゃ‼︎」
(真ちゃんも黒子もどんだけちゃん好きなのよw)