第5章 モデル現る
火神は思いっきり黄瀬の方へボールを投げた
バチィッ
黄「っと⁉︎ 痛っ〜、ちょ何〜⁉︎」
黄瀬はそれを片手で受け止める
『火神君っ⁉︎』
火神「いつまでウチのマネージャー抱きしめてんだ。せっかく来たんだったら、ちょっと俺の相手してくれよ、イケメン君」
日向「火神っ⁉︎」
黄(コイツ………)
「ん〜〜、まあいっか。さっき良いモンも見せてもらったしね」
黒.私「『‼︎』」
黄瀬がそう言うと、2人は1on1を始めてしまった
リコ「〜〜ったく、もう‼︎」
『テツ君…‼︎』
黒「ハイ、ちょっとマズイかもしれません」
リコ「えっ?」
『涼太は見たプレイを一瞬で自分のモノにします』
リコ「……なっ⁉︎⁉︎」
そして黄瀬は、先ほど火神が伊月を抜いたときのプレイをしてみせて、ダンクを決めた
火神(ざけんな‼︎ それはさっき俺が…… なのに俺よりキレてて、パワーも…‼︎‼︎)
リコ(これはコピーとかそんなレベルじゃない…‼︎)
河原「これが〝キセキの世代〟…。黒子、お前の友達凄すぎねぇ⁉︎」
黒「……あんな人知りません」
『うん…』
降旗「へ?」
黒「正直さっきまで僕も甘いことを考えてました。でも…数ヶ月会ってないだけなのに… 彼は…」
『もの凄いスピードで成長してる…‼︎‼︎』
(引退前とは比べものにならない…‼︎)