第5章 モデル現る
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屋上騒動から少し経った、ある日の部活中
火神「うおおーっ‼︎‼︎ オリャ‼︎‼︎」
ガンッ
部員達「ナイッシュー‼︎‼︎」
火神君が伊月先輩を振り切ってダンクシュートを決めた
小金井「すげーな‼︎ フルスピードからあの切り返し… キレが同じ人間とは思えねー;;」
福田「もしかしたら〝キセキの世代〟にも勝てるんじゃ…‼︎‼︎」
黒「……!」
(確かに火神君のバスケセンスは凄いなぁ……!)
リコ「ハーイ、全員集合‼︎‼︎‼︎」
集合をかけられ、私達部員はリコさんの元へ集まった
リコ「海常高校と練習試合を組んだわ‼︎‼︎ 相手にとって不足なし‼︎ 1年生もガンガン使ってくよ‼︎‼︎」
小金井「不足どころか、すげぇ格上じゃねーか…;; 」
福田「そんなに強いんですか?」
日向「全国クラスの強豪校だよ。IHとか毎年フツーに出てる;;」
1年部員「えぇっ⁉︎⁇」
リコ「そして海常は今年、キセキの世代の1人黄瀬涼太を獲得したトコよ」
(涼太のとこと練習試合か……)
小金井「えっ、あのキセキの世代が…⁉︎」
火神「まさかこんなに早くやれるなんてな… テンション上がるぜ‼︎‼︎」
日向「しかも黄瀬ってモデルもやってるらしいぞ」
伊月「マジ⁉︎ 凄ェーっ」
小金井「カッコ良くてバスケできるとか酷くねーーっ⁉︎⁇」
リコ「アホ………;; 」
すると急に体育館がザワザワし始めた
辺りを見てみると、ステージやら二階の観覧スペースやらが女子で埋めつくされている