第4章 部活勧誘と本入部届け
その日のマジバにて
『あっ、火神君‼︎ こっちおいでよーっ』
火神「おー、か」
そう言って彼は山盛りのハンバーガーと共にのいるテーブル席へ腰を下ろした
火神「ちょっと大声出したぐらいであんな怒るかよ〜;;」
『未遂なのに私も怒られちゃったし;;』
黒「僕もです」
火神「っっっ‼︎‼︎ いつからいんだよ、テメェ‼︎‼︎」
黒「最初からいました」
『火神君、また気付いてなかったんだ;;』
火神(何では気づけるんだよ;; つーか店替えようかな…;; かぶりすぎだろ;;)
黒「何かあれから屋上厳戒態勢しかれたらしくて…。入部できなかったらどうしましょう」
『それはさすがにないと思うけど……』
(たぶん……)
火神「つーか、気になってたんだけどさー。お前幻のシックスマンなんて言われてるぐらいだろ。何で他の5人みてーに強豪校に行かねーんだ?お前がバスケやるのには、何か理由があんじゃねーの?あとも。何で他のキセキの世代の奴らのとこじゃなくて、コイツのとこに来たんだ?」
『………。』
黒「……僕たちの中学校は唯一無二の基本理念がありました。それは〝勝つことが全て〟」
そして黒子は今まで自分がいたチームについて話した
ただ〝キセキの世代〟が圧倒的個人技を行使するだけのバスケット
もはや〝チーム〟ではなかったこと