第32章 お祭り騒動
火神side
花火が終わり、黒子達とも別れ、俺は1人で家に帰っていた
(ん?何か目の前の女の浴衣… 見たことある気が……って、あれじゃねーか!!何で1人なんだ!?)
俺は急いでの元へ走っていった
「オイッ!!」
『キャッ!!……大我!?』
「何でお前1人なんだよ!?タツヤと紫原はどうした!?」
『さっき別れたんだあ』
「ってことは1人か!?」
『そうだけど…、どうしたの?』
「どうしたの?って…、こんな夜に女1人で帰っちゃ危ねえだろーが!!」怒
『そ、そんな怒らないでよ…。だって、氷室さん慣れない下駄でキツそうだったから、送ってもらうのも悪いし…。それにバスケの選手が足痛めちゃ駄目でしょ?だから……』シュン
(そういうことだったのか…)
「あぁ、悪ぃ…。怒鳴っちまって…;;」
『ううん、心配してくれたんだよね?大我は…。ありがとう』ニコ
「っ…/// バッ、バカ!心配なんてしてねーよ!! ………けど、タツヤ達の代わりに俺がお前を家まで送ってやる///」
『えっ、良いの?』
「あ、あぁ…///」
『ありがとう、大我!』ニコ
「ほら、行くぞ!!」
『うん!!』
それから俺たちは他愛もない話をしながら帰った
浴衣姿のコイツを一人占めできたのが、何かすっげぇ嬉しかった
(つか、やっぱめちゃくちゃ可愛いなコイツ…/// 浴衣マジックか…?///)
『大我、わざわざありがとう!!じゃあ、またね』
「おー!また部活んときな!!」
そう言って、を家まで送り届け俺たちは別れた
俺は自分家に着いても、ずっとの浴衣姿がグルグル頭ん中で回ってて…
(来年こそは絶対俺がと一緒に祭りに行くんだ!!)
なんて考えてたら、いつ間にか眠りについてた