第32章 お祭り騒動
『あっくーん!氷室さーん!!すいません、お待たせして…っ』
は既に待ち合わせ場所へ来ていた紫原と氷室の元へ駆け寄った
紫「やっほ〜、ち〜ん。そんな待ってないから大丈夫だよ〜。ってゆうか……… ちんの浴衣姿可愛い過ぎでしょ〜///」
氷室「あぁ…/// アツシの言う通り、凄くcuteだ」
(昨日とは全く雰囲気が違うな……///)
『ほんと?ありがとう…っ/// あっ君と氷室さんも、甚平と浴衣すっごく似合ってますよ?』ニコ
紫/氷室((浴衣+笑顔… 可愛いすぎるっ///))
それから3人は屋台を回るために歩を進めたのだが…
氷室「アツシ…っ!もう少しゆっくり歩いてくれないか?」
紫「えぇ〜。早く行こうよ〜。屋台が俺を待ってるんだから〜」
『あっ君、もっとゆっくり行こう?氷室さん、浴衣と下駄に慣れてないからキツイんだよ』
氷室「アツシ、…。すまない」苦笑
紫「ハァ…。だから姉ちゃんと母さんのおねだりなんて断れば良かったのに〜」
氷室「でも、せっかくお二人が俺の分まで浴衣を用意してくれたんだ。着たかったんだよ」
紫「単に室ちんの浴衣姿が見たかっただけだと思うけどね〜」
氷室「浴衣で花火大会なんて、いかにも風流で良い!まさにTHE日本!!わびさび花火イッツパーフェクト!!」
『テンション高いですね、氷室さん…;;』
紫「室ちん… 意味わかんない…;;」
氷室「アツシも甚平じゃなく、浴衣にすれば良かったのに」
紫「浴衣だと屋台で遊ぶのに邪魔になるんだよね〜」
『あっ君、射的とか金魚掬い好きだもんねっ♪』
紫「うん〜。室ちんはどっか行きたい店ある〜?」
氷室「そういえば、小さい頃日本にいつか帰ったら絶対屋台で買おうと思っていた物があったんだ!」
紫「何なに〜?」
氷室「確か…。あれ思い出せないな…。友達からもらったもので、凄く綺麗だったということは記憶に残ってるんだけど…」
『屋台見てるうちに思い出すんじゃないですか?』
紫「そだね〜。早く行こう」
氷室「クスッ、そうだな」
3人は屋台の方へ向かった