第25章 地獄の海合宿 feat秀徳
練習が終わり、とリコは夕食の準備を始める
そこへ秀徳組もやってきた
今日は緑間と高尾が当番らしい
『今日は真ちゃんと和君なんだね』
緑「あぁ」
リコ「練習の後に、ご飯も自分で作らなきゃいけないなんて、大変ねぇ;;」
高尾「そーなんすよ‼︎ うちマネージャーいねぇから全部自分らでしなきゃいけねーんすよ」
『こっちが終わったら手伝うね』
緑「…良いのか?」
『もちろん♪』
(それに真ちゃん、料理系は不器用だからな…;;)
そして両校夕食の準備にかかる
秀徳side
高尾「ちょっ、もう真ちゃんそれ違うって‼︎」焦
緑「何っ⁉︎⁇」
高尾「ここは俺に任せて、真ちゃんは野菜でも切っててよ」
緑「……仕方ない」
緑間が不器用さを発揮し、手こずっているようだ
誠凛side
リコ「緑間君って意外と不器用なのね;;」
『そうなんですよ;; なぜか料理になると…;;』
リコ「じゃあ、早く終わらせて手伝ってあげないとね」
『はい‼︎』
こちらはを筆頭にちゃくちゃくと準備が進んでいる
そして一足早く夕食が出来上がった2人は、秀徳の2人を手伝うことにした
リコ「出来上がった料理の盛り付けは任せて」キラン
高尾「あっ、じゃあお願いしまーっす‼︎」
『真ちゃん‼︎ それ切り方おかしいよ‼︎』
緑「むっ…。何だと?」
『この野菜はこうやって切るの…』
は緑間の隣に立って教えている
それは思いのほか距離が近くて…
緑「………///」
『これはこう……って、真ちゃん聞いてる?』
緑「あ、あぁ……///」
緑間はずっとを見ていたため、野菜の切り方など全然見ていなかった
リコ「フフッ、あの2人が気になるの?」
高尾はその2人の様子をジッと見ていて、それに気付いたリコは高尾に話しかけた
高尾「まあ、真ちゃんはライバルっすからね」笑
リコ「ライバルは緑間君だけじゃないわよ?」ニヤ
高尾「ほんと、ちゃんどんだけモテるのよ;;」
リコ「フフッ、そう簡単にうちの子はあげないわよ」ニヤ
高尾「……しかも保護者つき;;」
そして夕食を作り終え、それぞれの学校のテーブルへ運んだ