第13章 お好み焼き
『真ちゃんの焼いてあげるね』
(こう見えて、真ちゃん意外と不器用だからな…;; ピアノは上手なのに何でだろ;;)
緑「……フンッ。そんなに焼きたいのなら焼かせてやっても良いのだよ」
火神「お前どんだけ上から目線だよ‼︎」イラ
黄「緑間っち… そういうとこほんと変わってないっスね;;」
黒「同感です…」
『良いの良いの。私が焼きたいだけだから‼︎ 真ちゃん、トッピングのお餅はどうする?』
黒.黄.火神((どんだけ優しいんだよ/ですか/っスか;;;))
黄「……餅なんてテキトーで良いんじゃないっスかー?」
緑「だからお前は駄目なのだよ。餅はお好み焼きとは別に焼き、頃合いを見て投入するものなのだよ‼︎‼︎」
黄「はぁ⁉︎」
火神「くっだらねー。そんなのどーでも良くねーか?」
『フフッ、了解♪ 真ちゃんはこだわりがあるもんね♪』
緑「フンッ」←ちょっと嬉しそう
(やはりは俺のことを分かっているのだよ)
黄「っちマジで優し過ぎっスよ……;;」
黒「さんは昔から緑間君に優しいです。緑間君のツンが強いデレにも柔軟に対応していました」
緑「黙れ黒子‼︎‼︎」
黄「そういえば、そうだったっスね;;」
(中学のときから…)
火神(イラッ
火神は緑間に優しいを見てイラついていたが、その感情がどこからくるものかはまだ分からなかった
火神(何でこんなイラついてんだ、俺? まあ良いや、さっさと焼いて食うか)
火神は手際良くお好み焼きをどんどん焼いている
黄「火神っち、お好み焼き焼くの上手いっスね‼︎」
『わぁー、ほんとだ‼︎ ちゃんと綺麗に丸になってるね』
火神「あ? こんなもんテキトーにやったらできんだろ」
黒「すごく美味しそうです」
緑「フンッ」
こちらはと火神の焼いたお好み焼きを食べながら、しばらく談笑していた