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ハリポタ・短編集

第3章 家族写真  ハリー誕生日夢/捏造/3年生前の夏休み


あれから、3日後にネームはダーズリー家を後にした。
前日の夜、コッソリと再会を約束した僕達はそれぞれの日常へと戻った。

ネームが帰った数日後、今度はマージ叔母さんがやって来て、叔母さんの酷い嫌がらせに耐え切れなくなった僕は魔法を使ってしまい家を飛び出した。
その後色々あって…新学期が始まるまで漏れ鍋に泊まることになった。

慣れない場所で寝泊まりをするのは不安だったけれど、ネームがくれた写真をみれば不安も無くなっていく気がして順調に過ごす事が出来た。

そして夏休み最終日、僕はロンとハーマイオニーと再会したのだった。

「ロン!ハーマイオニー!久し振り」

再会して色んな事を話したけれど、僕は改めて2人と挨拶とハグを交した。

「今年は貰えたよ、誕生日プレゼント」

僕に手紙も送れなかったと嘆く2人に夏休みでの自分の状況を報告していた僕は喜びを分かち合おうと、彼女との事も報告した。
すると、2人は自分の事の様に喜んでくれ、何を貰ったのかと興味津々に尋ねてきた。

僕は彼女から貰ったネクタイピンを見せた後「これも…」と付け加えてテーブルに置いた。

「写真だよ」

上着の胸ポケットから取り出したそれはネームと両親が写った写真。
それと、もう1枚ーーー僕とネームが写った写真だった。

両方ともマグルの写真だから動かない、それにロンは驚いていたみたいで手に取って光に透かしたりしていた。
ハーマイオニーは残った僕との写真に目を向け「これが噂の叔母さん?」と首を傾げた。

「うん、ネームっていうんだ」

そう言って僕はその写真を見つめた。
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