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第3章 ひぎゃあああああ!!!


指凛「・・・上の階だ。」

理棘「・・・?」

突然なにを言い出す?

指凛「一つ上の階の角に人がいる。」

理棘「・・・・!!!人かどうかが分かるのか?」

指凛「二本足で交互に脚を出す格好で歩き、何かを警戒しながら歩いているんだ。人以外の何がいる?」

・・・いないな。






指凛「行こう。」

理棘「ちょい待て。闇雲に近づいてもな。警戒されているんなら面倒だ。」












指凛「・・・!」

顎に手を当て、考えていると、グイっと手を引かれる。

理棘「ちょ、指凛!?」

指凛「静かに。何か物音がした。かなり近くだ。」



まあ、それならいいんだが、もう少し良い隠れ場所はなかったのか。

流石にロッカーの中はきつい。密着度が凄いから、暑い






























指凛「誰だ・・・?」



















































ぺた ぺた ぺた ぺた ぺた ぺた ぺた ぺた ぺた ぺた ぺた ぺた ぺた ぺた ぺた














聞こえてきた足音に、熱いロッカーの中なのに、寒気がした。



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