第3章 ひぎゃあああああ!!!
空理宇「ここ・・・どこですか?」
目が覚めると、くらい部屋の中にいた。
空理宇「なんで、こんなところにいるんでしょう。・・・帰らないと怒られちゃいますね。」
と、立ち上がる。そこで、自分は床に転がっていたのだと知る。
扉を探して歩こうとすると、
ガッっっっっ!!!
空理宇「っったあ。なんですか?って・・・。」
何か蹴っ飛ばしたようだ。蹴っ飛ばしたものを見てみると、
空理宇「右差っっっっっっ!!!」
それは幼馴染だった。
空理宇「起きてください!右差!」
やはり、こいつがいると言うことは、ただの誘拐まがいではなさそうだ。
自分の幼馴染は、誘拐犯程度に黙らされるほど、ヤワな身体はしていない。
ゆさゆさと右差を揺すっていると、
空理宇「っっっっっっっっつ!!!!!」
ブンと目の前を、鎌が走る。
空理宇「なんですかあれ・・・。」
そこにいたのは、フラフラと空中をだだよう子供。
まあそこまでなら、自分たちのように、異能のものだと言えるだろう。
けど。
その子は大鎌を持っている上、
首がない。
切断面がいろいろとグロすぎて、もう例えたくもないっっっ
でも、
空理宇「私に、空中で勝てると思って?」
自分の身は、自分で守らなくては。
空理宇vs子供。