第1章 はじめまして
「なるも知ってるぞ!ジュノンボーイの名前!」
「ああ…よかったね」
「えぇっと……えぇっと……‼︎‼︎‼︎‼︎ジュノン武男‼︎‼︎‼︎」
「半田清舟 ジュノンはともかく武男は何だ!?」
『ジュ………ジュノン……くははは、ジュノン…ははははは、ダメだお腹痛い……ははっ』
「おい!!」
『あはははははは!武男!!!!あっはっははは』
「それ以上笑ったら口ん中墨ぶち込んでやる……」
『ははは、だって……ジュノン武男って……ぁあ、もう笑わないから…ね?いじけないで』
「先生の字上手いねー」
「下手じゃだめだろ……」
「学校の先生が書いた字みてぇだもんな」
【まだ若いのに】
【手本のような】
【型にはまった】
【つまらん字だ】
…………くそっ、
クシャッ
「何するんだよ!自分の字だろ!?」
「うるさい!お前に俺の字の何がわかる‼︎‼︎‼︎知ったような事言うな!」
『ちょっと清舟!』
ピシャッ