第3章 ひとりで悩まないで
智side
潤:「…んっ…」
智:「…潤。起きた?部屋行こうか。」
潤:「…いや…カズが…いいのぉ…」
智:「…えぇー」
和:「…潤くん、行こうか。」
雅:「俺も、寝ようー」
翔:「…智兄さん…」
智:「ん?」
翔:「…死んだりしない、よね?」
智:「……え…」
翔:「…ごめん、変なこと聞いて…なんか、消えちゃう気がして、怖くて…」
智:「…大丈夫。消えたりしないから。」
翔:「…なら、良かった…」
おいらが、絶対に死なせない。
おいらが、潤をまもる。
もちろん、翔も雅紀も和も。
みんな、僕が守る。