第2章 そして
3「ねぇねぇ、お姉さん何才?どれぐらい下なら相手できる?」
1番目に喋り出したのは男の子は……うん……
ちょっと不良君ぽい……
金髪に青い目、耳に2、3個のピアス………
私が高校の時はこんな子1人もいなかったぞ。。。。
今はこれが普通なのか?
遥『あー、今年で24になるね。相手できるって言うか、、彼氏は募集してないよ』
2「え〜彼氏募集してないの〜」
とことことこっと教卓までやってきて私の顔を見上げる
ふわぁぁぁぁ、小動物みたい。
いやされる〜
まん丸で大きな茶色い目。
ふわふわっとした天然パーマの薄い茶髪。
小さめの身長。
かわいーーー!!
なでなでなで
2「何々?せんせ〜もしかして僕のこと好きになっちゃった?」
いや、いやいやいや。
先生が生徒好きになっちゃダメだろ!!
それにしても、、、動物好きすぎてかってに手が伸びるとか……自分が怖い
遥『ごめん。私、小動物とか好きだから無意識のうちに撫でちゃってた……』
2「……無意識……なの…?」
遥『うん。』
1「うふふふ、面白い先生ね。私、気に入っちゃったわ」
………………え?
ここって男子校だよね?
めっちゃキレイなロングの子がいるんですけど⁉︎
しかも一人称、私⁉︎⁉︎
壁際で手鏡を持っていた男の娘?がニコッと微笑んで私をガン見する
1「先生、24歳にしては綺麗なお肌ね。思わず触れたくなっちゃうわ」
遥『っへ?、あ、ありがと。。。ふわっ!!』
お礼を言った瞬間伸びてきた手に頬を撫でられた
早……い…ね
目の前に居たのは壁際に居たはずの子
1「やっぱり。スベスベで気持ちいいわ」
遥『あ、あははは』