第2章 《ハイキュー!!》埋まらない距離
「な、なんだぁあ…もう、きっぱり忘れようとか考えてたのに」
「え?!俺の事、忘れようとか思ってたのか!?」
「…断られるって思ってたから…」
ノヤさんは呆れたように肩を竦めて私の前にしゃがんだ。
「薫さん」
「?」
俯かせていた顔を上げるとすぐ傍にノヤさんの顔があり…
「んっ…」
キスをされた。突然の事で状況を理解するのに何秒かかかった。
「…の、ノヤさんっ」
「なんだよっ…!//」
「潔子の事も好きなら二股じゃない?」
「ち、違う!二股じゃない!!」
まあ、これで当分はノヤさんの事が忘れられそうにありません。
「ノヤさん、もう一回キスして?」
「や、やなこった!これ、結構勇気いるんだよっ//」
完ー