第6章 ~声~
小十郎に御姫様抱っこで運ばれた政宗は、其のままベットに寝かされた。
「・・・小十郎・・・正か、御仕置きか・・・?」
「・・・さぁ、どうだろな・・・?」
後図去る政宗の行き場を塞いだ小十郎は、不敵に微笑んだ。
其の表情に政宗は、顔を強張らせた。
「・・・・・・っぁ、ごめ・・・なさっ、打たないでっ、」
「・・・政宗・・・俺は怒ってねぇ・・・打から泣くな。良い子打から、な?」
小十郎は、政宗の前髪を掻き分け右目に何度も口付けを落とした。
其の度に、政宗の身体が跳ね上がった。
「どうした?感じるのか、政宗?」
「んっ!・・・感じて、何かねぇっ、」
「・・・そう云う割には・・・此は硬く為ってるが?」
「・・・・・・っ!!やめっ、ンアッ!」
衣服の上からでも解る位膨らんだ逸物を爪で引っ掻く様に触る丈でも、政宗の身体は反応する。
其様を見た小十郎は、興奮で舌舐めずりをし、チャックを下に下ろした(黒猫衣服は繋ぎの為、股下にチャックが着いて居る)。
先走りで濡れた竿を、政宗の反応を見ながら強弱を突けしごいて行く。
「っあ!こじゅ、ろぉっ・・・其駄目ェ、」
「駄目と云う割には、透明な汁が溢れ出て来るが?」
「矢駄っ、視るな、視るなァ~!!」
政宗は小十郎の視界を塞ごうとしたが、逆に掴まれ、小十郎の逸物を触る羽目に為った政宗は息を呑んだ。
衣服の上からでも解る位膨らんだ小十郎の逸物は、己の逸物とは比べ物に為らない位のデカさだった。
「・・・政宗・・・俺の、触って視るか・・・?」
「・・・・・・っ、」
「・・・好きに、触って良いぞ・・・政宗?」
直に視ても其は、異様な威圧感を醸し出して居た。
政宗は、小十郎の手付きを真似する様に触った。
ー・・・今何で、良いのか?ヤった事ねぇけど・・・
拙いながらも一生懸命触る政宗の前髪に顔を埋める小十郎の口から、荒い息遣いと供に、甘い吐息が微かに漏れて居た。
「・・・小十郎・・・触るって、此で良いのか?」
「・・・っん・・・其で、良い・・・政宗・・・っ、」
「・・・・・・っ、」
小十郎の微かに紅く染まった頬に歪んだ表情、軽く乱れた前髪が政宗の性感帯を刺激した。
そして、何処から途もなく互の唇を貪った。
「・・・小十郎・・・オレ、もうっ、」
「解ってる・・・何も云うな、政宗・・・」
ー気持ち良く為ろう
ーん、気持ち良く為る