第10章 過去と未来
俺はなんてことしてんだ
仕事仕事忙しかったのはしょうがないが
熱を出すまで酷使していたなんて
俺としたことが・・・
最近は厄介な奴も続々でやがって
こっちが頭だせば引っ込む
めんどくさい奴らばっかだ。
洋はゆっくりとベッドに沈み考えた
あいつ似てるんだよな。
まっすぐで健気。
一生懸命だけど時々抜けてるとこなんてな・・・
そっくり。
俺がこの学園に入る前。白河ってやつとずっと仲良かったんだ。でも、そこにはひとりの女がいて
俺はそいつが
好きだった。
そいつは歌手目指して
おれの作った歌もずっとうたってくれてた。
ある日、交通事故にあったんだ。