第10章 過去と未来
「でも、それだけ汗かいてたら脱水起こしちゃいます。自分で飲めるときには飲んどかないと・・・だめですよ?今だけでいいですから私の言うこときいてください。私だめだめだけどこういうことはできますから!」
私は先輩を置いて、お部屋をでて近くのお店まで
飲みものとお薬をかいにいった。
---------ハァ
早くしなくっちゃ
買い物が終わり急いで部屋に戻ろうとしていると。
「あ、彩さん!」
「ん?あ、静くん!どうしたの?」
「え?
あ、僕今散歩してて。彩さんこそ、そんな急いでどこかへ?」
「あ、黒崎先輩が熱だしちゃって!ちょっとそこまで飲み物と薬かってきたの。」
「そうなんですか・・・彩さん一人で大丈夫です?」
「あ、大丈夫!こういうのは慣れてるから!ちょっと急ぎだから先にいくね!また、後でたくさんはなそ静くん!」
そういってさっていく彩。
僕の彩を独り占めなんて嫌だ。
なんて僕は言えなかったんだ・・行っちゃ嫌だって
僕のバカ。