第10章 過去と未来
いつもと違う
つめたくない・・
「先輩・・・へーきですか?・・・
ちょっと・・・汗?」
何か様子が変だと思ったら
高熱を出している様子だった
ハァハァ
先輩の息がだんだん荒くなってる
こんなになるまで私気づかないなんて
きっと先輩のもつ雰囲気が表に出さなかったんだろう
「・・・ハァ・・・帰れ。」
--------------バタッ
倒れる!!!ギリギリで彼の胸を抑えて
なんとか横になれるところまで運ぼうと部屋にはいった
「おじゃましますね。先輩・・・
今はおとなしく私の言うこときいてください!」
「・・・おぃ・・・ハァ ハァ」
あ、あそこ!
寝室を見つけると黒いシックなパイプベッドがあった。
先輩らしいなっとちょっと安心すると
彼を方に背負いベッドによこにならせた
「先輩?
汗すごいから着替えましょう。
今日は安静にしてくださいね。
あと、水分も!」
--------------------おぃ
ん?っと彩は先輩の方をみると
「・・・ハァハァ」
気のせいだったのかもしれない