第15章 夢をかなえる天使
「あはは、ごめんね・・・謝ってばっかだね俺。
今思うとさ
洋に殴られて正直
いろんなことが吹っ切れた気がする。
この前さファンが・・・
「いつもの悟くんがみたいです!なんかあったの?」って
言ってきたことがあったんだよね。ファンにも伝わってたんだね。」
「そうですね。でもそうやって見てくれてるファンも
悟さんのことを悟さん自身を好きになってくれているってことじゃないですか?
きっとマネージャーさんも本当の悟さんが好きで
そちらの世界で守っていてくれてるんじゃないでしょうか。
ちゃんと話してみてはいかがですか?」
「そうだね・・・・ニコ♪
やっぱ君のこと好きだ。あいつではなく、君がっ」
ちょんと彩の額に指をつく
「もう・・・悟さんたら・・・
あ、洋さんともちゃんと仲良くしてくくださいね!」
「うん・・・俺をちゃんと見てくれてる人の中でも
洋が一番俺を好きでいてくれてるもんね♪
いつも見守られてる気がするんだ・・・」
「ふふ・・・そうですね。きっと洋さんが一番心配してますよ?」
「あいつ愛情表現下手すぎだよね。笑っちゃうよ。
愛されてるなーって実感はしっかりしたけどねw」
「私はあれだけまっすぐ伝えられるお二人が羨ましいですよ♪」
「そうかな・・・ま、でもそんなあいつとは長い付き合いで殴られるのは初めてだけど、憎めないしむしろ大好きだし。おっし、俺もおれらしくやっていかないとな。」
--------------ブ-ブ-