第13章 新たなステージ
「おっはーーーー♪」
『あ、晃くん!おはよ』
クラスメイトがざわざわと入ってきたかと思うと
いつにもまして元気な人の声が聞こえてきた。
彩はひとみにだきついたまま離れてなかった。
-------------------------------バタっ?!
「へ?!」
その大きな音にびっくりした彩は
音のする方へ向いた。
「イタタタ・・・」
尻餅ついている晃がいた。
その姿をみると、彩はひとみからさっと離れ駆け寄った。
「だ、大丈夫?晃くん?」
「か・・・カワイイ。・・・・へっ?!
あ、だ大丈夫だよ?元気だし♪ちょっとつまずいてさ・・・あははは」
実は彩をみて
ひとみに抱きついていたのをじぶんと置き換えてたら
つまずいたなんて言えないよな。
「あ、晃くんのステージ最高だったよ!ほんとっ♪優勝おめでとう!!!」
遠くでみてるひとみは
笑いをこらえていた。
なんなのあの子たちwwwwww
「帰り会えなくってごめんな。応援シに来てくれてたのに最後の挨拶もできなくって。」
「うんうん。そんなの気にしないで。
優勝が最高のお礼になりました。ね、ひとみ?」
「そうね~!まぁ白河先輩のほうがすっごくイケメンだったけど笑ふふ」
「えええええええええええ!高坂もありがとう
おぃ!そこはおれっていうのがふつうだよね?ね?彩?」
-----------------ふふふ
「そうですね・・・でも、私のなかでは一番でしたよ♪」
キュン
赤坂晃
ただいま心臓止まりました
「・・・・え!晃くん?大丈夫?
ひとみーーーーーたいへんだよ!ひとみが晃くんにしょっくあたえるから!」
「はいはい;;;すいませんでしたー」
(あんたの言葉でショックうけてんだよ。ほんとこの子ってば・・・)