第62章 未来への架け橋
武田先生
「え〜……10月の代表決定戦までの間で関東へ練習試合に来れるのは今回も含め都合2回程です。貴重なチャンス、有意義に使いましょう」
「「「ハイ!」」」
葵
「蛍、どうしちゃったのさ」
蛍
「なにが?」
葵
「蛍が自ら自主練なんてさ。普段ありえないデショ」
蛍
「なに。僕が自主練しちゃダメなの?」
葵
「トンデモゴザイマサン」
ムッとした表情でめっちゃ睨まれた
コワイコワイ
ま、まあ、ヤル気が起きることはいいことだ!
繋心
「あの月島がよォ、昨日自分からブロックのコツ聞きに来たんだぜ?」
突如として隣に現れた繋心に少し驚きながら、内心聞いていないと文句つけながら私は、
葵
「へぇ〜、すごい」
と言った
繋心
「なんだよその言い方はー」
葵
「で?」
繋心
「あ?」
葵
「で、なんて言ったの」
繋心
「……なにが」
葵
「だから、蛍になんて言ったのって」
繋心
「え、あ、あぁ……」
葵
「……なによ。」
繋心
「なーんもねぇけど?」
じゃあそのニマニマ顔やめて頂けるかな?
非常に不愉快です。