第61章 これも運命ってやつかな……?
「おかえりーーーー!!!」
飛んで走ってきたのは烏野のみんな
葵
「ただいま」
ほっこりと胸の中が温まる
厳しい遠征を終え、宿題はまぁ……忘れて。
私はみんなより、少し遅めの始業式を迎えた
今、ようやく帰ってこれたところで
みんなは自主練に取り組む直前だった
葵
「みなさんお疲れ様でした!」
日向
「2メートルに勝ってきたぜ!」
葵
「ああ、あのメッセージは不可解だったなぁ……」
大地さん
「葵もお疲れ様」
葵
「ありがとうございます
あ!自主練するんでしたよね!!なんか、すみません……」
西谷さん
「気にすんなよ!仲間が帰ってきたんなら、迎えるのが当然だろ?」
田中さん
「ノヤッさん!!今のちょーーカッケェ!!!」
なんだか、懐かしい
やっぱりここが一番落ち着く
菅原さん
「葵、疲れてないか?」
葵
「大丈夫ですよ!菅原さん、トスあげて下さい!」
菅原さん
「よっしゃ!」
今日からまた、烏野排球部一員として、がんばります!