第47章 烏、東京へ
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葵
「ハァッハァッ……………ハァッ」
教室を出て廊下を駆ける
部室の扉を前に、一呼吸
葵
「ふぅ………… よし」
ドアノブに手をかけ、回すも内側から扉は開けられた
びっくりして少し悲鳴を上げる
「わっ!?」
対してあちら側も同じように驚きの声を上げた
葵
「す、スミマセ……ン菅原さん!!!!」
菅原さん
「///!? 葵か……ど、どした?」
葵
「菅原さん、菅原さん………!
菅原さーーーーんっ!!!」
ダギュッ
菅原さん
「えっ、ちょ////!? 葵さん??」
(いきなり抱きつかれたら………////!)
葵
「やりました!!
嬉しいですっ 初めてで……!!」
大地さん
「おいスガ」
菅原さん
「は!?違うからっ
葵が抱きついてきたべよ!?」
大地さん
「そこじゃねぇべ
…………(スガ、津田のこと葵って呼んでるなら)
……葵、どうした?」
菅原さん
「葵、とりあえず落ち着こう?
うん、落ち着こう……俺もお前も
それと、何したの」
葵
「私、赤点……………ありませんでしたっ!!!」
菅原さん&大地さん
「「!!
そうか!よく頑張ったな」」
グリグリと頭を撫でられる
葵
「えへへ〜」
旭
(え!?え!?!?
私???????)